サスペンションを上手く使う

サスペンションを上手く使う

明日は世の中では休日らしいですが、弊社は仕事です・・・
ウィングヒルズのジャパンシリーズのコースもオープンですね。
楽しそうだ~

ちょっと工夫するだけで、走りが変わる、そんなテクニックを教えちゃいます。
ダウンヒルバイクに装着しているロングストロークのサスペンション、
実は走りを鈍くしてしまっていることもあるのです。

ロングストロークなだけに、衝撃を良く吸収してくれますが、
ギャップを越えるときは、そのロングストロークを余すことなく使って走る必要はないのです。

ギャップに対して、そのまま突っ込むとバイクが前に進むために、
サスペンションがストロークしてギャップを乗り越えます。
しかし、サスペンションがストロークしている間は、バイクが前に進む力を、
サスペンションをストロークする力にくわれてしまっているのです。

ガレた路面では上手くスピードに乗せるのがむずかしいのは、
サスペンションが余分にストロークしてしまっているからなのです。

リジッドバイクやショートストロークのバイクに乗った時に加速感が良いと感じるのは
この要因が大きいと思います。

なので、ギャップを通過するときは、ハンドルをプッシュしてサスペンションのストロークをライダー自らコントロールしてしまうことで、余分に吸収してしまう力をバイクを前に進ませる力に変えてあげられます。

ギャップの形や大きさでさまざまなタイミングがありますから、いろいろと試してみてください。
ハマると「おっ」て思うことがあるかもです。