セッティングを変えるかライディングでカバーするか?

セッティングを行っていると必ずぶつかるのは、ライディングでカバーをするべきかどうか?ということでしょう。
これはどんなに経験を積んでも迷うことですね。


長いコースの中ですべてにマッチするようなセッティングが出せるとしたら、それはコースの方が変化が少なくスムースに走れる条件でない限りありえないでしょう。

セッティングが出てくると「あとちょっとこうなったら・・・」なんて思うことがでてきます。
そんな時、「あとちょっと」、という部分にあわせると良かった部分がぼやけてしまうなんて事は良くあります。

その「あとちょっと」、という部分が自分にとって苦手な部分なのか、それともガマンできる部分なのかによって判断は変わります。
ガマンできる部分であればライディングでカバーするのも良いと思います。
苦手な部分の場合は、ちょっとしたトライをしてみたいところです。

一度「あとちょっと」の部分を満足いくようにセッティングしなおしてみて、全体でどうなるのか?確認します。
今まで良かった部分がいまいちな感じになった場合、どちらが自分にとって安心感があるか、走りやすいかで判断するのが良いでしょう。

微妙な調整であれば、変化がわからないなんてこもあります。
これは自分でもそんな時もあります。
正直どちらでも問題ないとうい場合、一旦そこでセッティング作業をとめます。

あとは走りを楽しむです。
そして、ちょっと疑問を感じたらまた同じように作業を繰り返します。

なんだかハッキリしない難しい話ですが、セッティングと付き合っていると必ずぶつかる壁で、そこで立ち止まってしまうとそれ以上のセッティングは見出せないでしょう。

トライアンドエラーを楽しんで、繰り返し作業を行って経験を積んでください。