
プライベートスクール 富士見でDH初体験
ジャパンシリーズXCレースが開催される富士見パノラマでしたが、ダウンヒルコースは通常営業ということで、プライベートスクールを開催しました。
今回受講いただいた方は、初MTBにして初ダウンヒルそして初富士見パノラマというとってもフレッシュな方々でした。
まずはまっさら新品のバイクをお持ちでしたので、バイクのセッティングをチェック。
タイヤの空気圧、サスペンションのセッティング、各部のネジやアクスルの締め付け具合のチェックしました。
バイクのセッティングを整えて、準備運動を行ったら、まずは駐車場にて基礎の練習です。
グリップの握り方、ブレーキレバーへの指の掛けかた、ペダルへの足の乗せ方など、
一つ一つ覚えていただきました。
基本フォーム、ブレーキング、コーナーリングをじっくりと練習しました。
軽く練習をして、すぐにでもダウンヒルを体験してもらいたいとも思いましたが
この基礎を省いてしまうと、安全に楽しいダウンヒルでは無くなってしまいますから
ガマンガマンです。
お二人ともモーターサイクルに乗っていた経験があるようで、
ブレーキの掛け方や体重移動など、体の動きはばっちりでした。
ただ、オンロードバイクと違う点は長いサスペンションの動き。
その動きと荷重の掛けかた一つでバイクの動きが変わってくるので、
DHバイクをあやつる難しいところでもあるし、コツでもあるんですね。
さてお待ちかねのコーナーリングです。
オンロードバイクで体に馴染んでいるリーンウィズ、リーンインのコーナリングフォームからオフロードのコーナーリングの基本であるリーンアウトのフォームで曲がることに違和感があるようでしたがひとつひとつ動きを確認しながら練習することで、徐々にリーアウトのフォームが出来てきました。
左右で上手に曲がれるようになってきたら、仕上げはスラロームです。
外足のペダル下げて荷重を行うのですが、スラロームとなると上半身と下半身の動きがバラバラになりやすく、このスラロームで動きを覚えるのが一番だと思います。
まずは頭で理解してもらって、目で見て、実践です!
初めはぎこちない感じですね。
途中で動きのチェックもしながら、ひとつひとつ形を作っていきます。
そして、コツをつかむと、どんどんよくなります。
といった具合に午前中は、基本の練習を沢山しました。
ランチを挟んで、午後はいよいよダウンヒル初体験です。
午前中に練習したことを意識しながらゆっくりと下りました。
しっかりと練習したことを意識して走っていただいたお陰で、ばっちり下ってこれました!!
ちょっと怖かったけれど、楽しかったですと言う感想をいただけました。
この後もダウンヒルを沢山楽しんでいただけたらと思います!
Photo:makoto